自分らしく生きるために 

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zoom RSS あいとみらいに希望を託し

<<   作成日時 : 2008/08/20 10:31   >>

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彼女と初めて出会ったのは4年前。
まだ二人目の赤ちゃんを出産したばかりの頃だと思います。

当時の彼女は「乳がん」から肺に転移して、抗がん剤の治療で髪がもう無い状態でした。
29歳でした。
まだまだ元気でこの治療が終わったら、もとの職場に復帰するんだという勢いを感じていました。

治療のときも愚痴ひとつ言わないで専念してたんですね。
子供たちがまだ手がかかるから、自分がいなきゃ生活できないと!!

そうするうちに「がん」は骨に転移し、最後は脳にまで・・・。

今年の2月・・・余命6ヶ月と主治医に言われ、本人には伝えずホスピスを進められたが家族の方々が
本人が力落とすので自宅介護でと決断しました。

4年近く、「自分らしく生きる」が彼女の目標となりました。

痛み止めの効果で意識が朦朧とした中で私に電話してきます。
「あれが食べたい、これが食べたい。今度、子供の七五三のときはみんなで写真を写すから、きれいにしてね。」
って・・・。

8月16日午前10時・・・お母さんから彼女が今夜が峠だという連絡を受けました。
10時20分・・・間に合わなかった。
駆けつけたときにはまだ温もりがあって、今にも目を開けて話かけてきそうな表情でした。

私が彼女にできる最期のケア。 現世からbeyondへの旅立ちのお手伝い。

髪が欲しかった彼女にウイッグをつけ、お顔にファンデーションを塗り、眉も・・・。
いっぱい泣いた目にアイシャドーとアイラインを引き、たくさん笑ったホッペに頬紅を。
そしていっぱいお話した唇に口紅をさしました。

そばでは残された子供たちがまだ訳もわからない状態でじっと見ていました。
「ほら、ママ、きれいになったでしょう?」っていったらとても喜んでいました。

彼女はこの子供達に「あいとみらい」の希望を託して旅立ちました。

32歳・・・・まだまだやりきれてないことがたくさん。

11月の七五三のときはお子さん達を可愛くするから見ててね。
あなたとの最期の約束・・・守るから、天国で安心して見ててください。   合掌 
http://ameblo.jp/beyondkatsura/

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは 今日も暑い日ですよ

遣り甲斐もあり大事な仕事、働きで
喜ばれる事もありますが
辛いですねぇ

後は約束を果たすのと残されたお子さんの
みらいと、元気に成長するのを亡くなった方と一緒に
見守ってあげるしかないですねぇ!!
これからも頑張ってくださいね
みっちゃん
2008/08/20 11:03
みっちゃん。

今年の夏はいろんな事が重なりました。
アイとミライはお子さんの名前なんです。
子供達のことが心残りだったんでしょうね。
お母さんも乳がんでまだ治療中なんですよ。

患者さん達のおかげで私も成長させてもらっています。
びよんど
2008/08/20 17:53
こんばんわ^^
 壮絶に、そして力強く

 凛として、自分の姿をおこたちにみせることで、遺言したかったのでしょう

 強い心で、おこたちのまえでふるまってらしたのね。。。

 がんばってください。。。それそかいえないけど
忍舞(しのぶ)
2008/08/20 23:35
季節に移ろいを感じさせるこの頃です。

胸が痛くなるつらい話ですね。
でも、びよんどさん達の励ましが、どんなに彼女の心の支えになったでしょうか。
それを思うと、少しは救われる思いがします。
お母さんも乳がんで治療中とか、二人の残されたお子さんのこれからが心配されます。
残された家族の皆さんとの、一層の心の交流
を!と望まずにはいられません。


それを思うと、まだ救われます。
yano
2008/08/21 07:57
忍舞さん。
これが私の仕事で、ウイッグの提供から始まり、ウイッグの卒業までのお付き合いです。
本当なら、健康になっての卒業であってほしいなあ・・・。こういう事はこれまで何度、経験したことか。そのたび心が痛みます。あいちゃんとみらいちゃんにとって母親の姿をしっかり見せてくれましたね。

私も、勇気つけられました。
びよんど
2008/08/21 09:43
yanoさん。

生きるってとってもすばらしいですね。
あがき、あがき、それでも生きる!!
これ生き物の本能です。
私はこういう方々がいる限り「生きる」に執着することを提言していこうと思っています。貪欲に、最後の最後までこの方みたいに
生き抜いてほしいですね。
yanoさん・・・奥様ともそうですよね。
びよんど
2008/08/21 09:48
☆私に---「貴女」の様な「人」は、居ないでしょう!---だって!「孤独死」ですから---!---「彼女」は、「幸せ」でしたよ!
sennouji
2008/08/24 00:12
sennoijiさん、おはようございます。
sennoujiさんはこれまでの人生で誰かを支えてこられたでしょう?支え、支えられるものだと私は信じています。

この方は、葬儀の翌日にわかったことなんですけど、自分のお骨を実家に分骨してほしいって亡くなる1ヶ月ほど前に私に言ってたんです。ご親族の誰にも言ってなかったようで、実母にそのことを言うと、私から初めて聞いたと大泣きされました。その翌日、ご両親は嫁ぎ先に出向いて、分骨をお願いしたそうです。分けていただいたそうで、亡くなられた方もきっと安心されたと思います。

sennoujiさんは小田さんに支えられてますよ。
びよんど
2008/08/24 09:52
状況を想像するだけで涙が出てしまいます。
自分が幸せに病気もなく生きていられることが一番幸せである事を再認識させられました。
私人生の折り返し地点、びよんどさんのように人のためになれるようにがんばらねば!
レパード
2008/08/25 00:38
レパードさん、こんにちは。

若い頃はいつも自分本位な生き方でした。
こういう方々に接し、「支え」「支え合い」
「思いやる気持ち」を学びました。
やっぱり、人生の節目ってありますね。
びよんど
2008/08/25 10:15
お久しぶりになりました。
ちょっと切ないお話で、涙がでました。
自分や、自分の家族がそうなったとき、同じに出来るかわかりませんが、お家で終末期を迎えられることは、ご本人は良いことなのかもしれないと、最近は思うようになりました。
もちろん、見守る方は並大抵の努力ではないと思いますけれど。。。

最期までよりそい、びよんどさんが子供達にきれいなお母さんを見せてあげられたこと、よかったと思います。
ご冥福お祈りします。
さつき
2008/08/25 15:04
さつきさん、こんにちは。

病院からは何度も最期は病院でと、お話があったそうですが、頑なに拒否されていたそうです。治療の限界があってこれ以上出来ないのなら、子供達や住み慣れた自宅でとご本人の強い意志を通されたんですね。
びよんど
2008/08/26 09:51

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